社会福祉法人 横浜市港北区社会福祉協議会

大曽根地区「おれんじの会(サロン)」~コロナ禍でのつながり~

2021/07/27地域・施設

先日、大曽根地区で実施されているおれんじの会へおじゃましました。
この日の活動は、毎月2回大曽根会館にて10時から12時まで開かれているサロンでした。おれんじの会ではサロンのほかに、夕どきサロンや健康麻雀を行っています。おしゃべりをしたい、少しでも身体を動かしたい、誰かと一緒にご飯を食べたいなど、参加の理由は様々です。

当日は体操から始まり、指・ボール・歌を使ったミニ運動会を行っていました。
まずは指を使った頭の体操です。右手の指と左手の指で異なる動かし方を同時に行います。片方の指につられて同じ動きになってしまう方がちらほらと…。皆さん難しい表情を浮かべながらも出来たときの喜びが大きく、とても楽しそうでした。
続いてボールを使用して全身を動かし、最後に歌を歌いながら頭の体操です。ミニ運動会の内容は、椅子に座りながらも身体全体を使えるように工夫されており、とても有意義な時間に感じられました。

ミニ運動会が終わると最後はほっと一息、お菓子の時間です。この日は、羊羹でした。鮮やかな青色を放つブルーハワイ味の寒天がのっており、見た目から素敵な一品です。目で見て楽しい、味わって美味しい、笑顔がこぼれるひとときでした。

おれんじの会を実施する際に、スタッフの方は感染症対策を充分に行っていました。検温・消毒はもちろん、会場内では全員がマスクを着用し、手作りの飛沫防止パネルもありました。新型コロナウイルスにより多くの制限がある中、自分たちができる精一杯の対策で人と人のつながりを途絶えさせないという強い意志を感じました。

ボールを使用したミニ運動会の様子です。

黒板にかかれた歌を交互に歌い、頭の体操です。

綺麗な羊羹でした。

手作りの飛沫防止パネルです。